ユミダス―た


・たい-いく-ずわり【体育座り】
尻を地面につけ、膝を上に持ち上げて脚を折り、膝を抱えて座る座り方。弓道部の中には出荷時の初期設定がこれになっている人が多数見受けられ、気を抜くと自然にこの姿勢になってしまう。

・たい-いく-かい-ほんぶ【体育会本部】
弓道部も所属している、成蹊大学体育会の中枢。アルファベット略号ではTHQ。通常は「本部」と略される。弓道部からは四年交代で部員を役員として派遣しなければならない。忙殺される職務なので、出向者を決めるときには様々な人間模様を垣間見ることになる。

・たい-はい【体配】
弓道の作法にのっとった射の形式のことをこう呼ぶ。審査の時と試合の時では多少異なる。

・たい-はい-れん【体配練】
昇段審査、試合の時の立ち振る舞いの練習。合宿では主にこの練習が行われる。跪座しまくりで足がしびれる。

・たい-ほう【大鵬】
吉祥寺伊勢丹の横にあるステーキ&とんかつの店。値段は高いが量がハンパないジャンボチキンが有名。常連になるとデザートや酒類が振る舞われる。アルバイターの日本語は片言のことが多い。

・たぐ-る【手繰る】
会にはいる時、手首に力がはいりすぎて標準よりも余計に矢束を引いて手首が折れた状態。引き尺は大きいので矢勢は出るが、無駄な力が入り、離れの出方次第で矢所が散る原因となる。「ドラゴン離れ」の第一歩。

・ただし【正】
ペナルティーが5つ溜まった状態。現在ではこの状態になると練習には参加できず見学扱いとなる。ペナルティーの個数を名前の横に「正」の字で書くことからこの呼び名がついた。正状態の者は名前が「〜ただし」や「〜まさ」のように呼ばれる。⇒重ペナ

・ただ-しい-にほんご【正しい日本語】
最近は乱れきった日本語が多い!と言うことで05年春合宿で作られた面接でも使える言葉。例としては、「キモイ => 吐き気がする、嘔吐する」等がある。

・たち-れん【立練】
出場メンバーを決めて行う試合形式の練習。試合を間近にひかえた時期に多く行われる。

・たばた-そう【たばた壮】
春合宿の宿泊所。弓道場が目の前にある。男子寮の電気が微妙に暗いのがちょっと残念。

・たんじょう-び-ぷれぜんと【誕生日プレゼント】
05年入部生から一般化した儀礼的行為。誕生日になると、その人のキャラクターに合わせたグッズが購入され、盛大に振舞われる。中にはありがた迷惑なものも。

・だんし-こうい-しつ【男子更衣室】
夏場は酸っぱい匂いがする。散らかりすぎて床が見えない。住んだら地獄。⇔女子更衣室

・チュッ-チュ【Chucchu】
とある男子部員の持ち技。会の時に唇が的に向かって何度か突き出すクセ。本人も無意識のうちに発動され、回数も大きさもランダム。他の部員によって「ミニモニ」や「チュッ!サマーパーティー」などと活用され、本人のキャラもあいまってさんざんイジられる。01年度夏合宿でブレイクしたが現在は沈静化。

・つぎ-や【継ぎ矢】
前に射った矢の真後ろから別の矢が追突すること。滅多に無い現象で、とてもじゃないが狙って出来ることではない。追突された矢は筈とシャフトが割れてしまい、後ろから突っ込んだ矢は矢尻がイカれたりシャフトが曲がってしまうので、継ぎ矢した方もされた方もあまり嬉しくないが、一応記念にはなる。

・つくばい【蹲】
古流、武射形式の射のひとつで、割り膝とも呼ばれる。膝立ちの姿勢から右足を本座方向へ向け立たせ、斜面で引く。自主練に飽きたときに主に発動。場合によっては普通の射より的中率が上がったりするが、踊れないのが欠点。

・つけ【付け】
正確には「的付け」という。的に対しての「狙い」のこと。弓が軽い場合は上を狙って「付けを上げたり」する。調子の悪いときにいじったりすると一時的に中るが、いじりすぎるとわけがわからなくなる。テーピングを貼って付けマーカーにしたりする人や、籐自体を動かす教士七段もいる。

・つけ-や【付け矢】
決まった的で4本づつ20射引く練習。止め矢で記録ノートを逃すと結構へこむ。

・つる-ね【弦音】
矢を発した際に弦がたてる音。バン、パキャン、ビギョン、ビィャンなど人によって様々。一般的に乾いた弦音のほうが上品に聞こえるので、審査のときなどは弦音をよくするためだけに弦を取り替えたりすることもある。体配ではよく動作の合図になっている。

・てのうち【手の内】
手の裏とも書く。その感覚を確実につかむには、大学時代だけでは不可能と言われる。虎口、三つ指、拇指根のかかり具合などなど、突き詰めたらきりがない。電車の握り棒を握ったときに人差し指が伸びていたら、あなたも立派な弓道部員☆

・でんし-レンジ【電子レンジ】
03年初めに道場に配備された強力なマイクロウェーブクッキングマシーン。その強力さ故に炬燵との併用は厳禁である。冷めた弁当を温めたりなど大活躍している。靴下を燃やした人もいた。

・どうくつ-や【洞くつ家】
吉祥寺BOOKOFF奥に突如として出現したラーメン屋。その注文形式は武蔵屋にそっくり。店員も元武蔵屋の人のよう。内部闘争、のれんわけと噂が飛ぶが、武蔵よりややすっきりした味わいは好評。

・とーえむ【トーエム】
夏合宿の宿泊所。居心地は良いが、弓道場までの道のりが遠いのがたまにキズ。

・と-がく【都学】
東京都学生弓道連盟の略。ちなみに関係ないが似た名前の「東学」は、以前学食に入っていた給食会社の名前。安くて不味いという給食会社の典型例。

・としゅ【徒手】
弓も矢も持たず、手や腕だけで弓を引く動作を作ること。イメージトレーニングに近いかもしれない。

・とり-や【取り矢】
甲矢と乙矢を同時に持って引くこと。つがえていない矢は右手の小指と薬指で持つ。


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