ユミダス―な


・なか-じかけ【中仕掛け】
弦の矢をつがえる部位に麻の繊維を巻き着けて補強する部分。切れて使えなくなった弦と木工ボンドが大活躍。人によって太さは「つるつる」「ごんぶと」などさまざま。

・なき【鳴き】
試合や立練の際に、射手が的中させた場合、看的が「あたーりー」と叫ぶこと。途中で声が裏返ったり、咳き込んだりすると減点。現在成蹊では廃止されている。本来はそれなりに適性のある人物を充てるべきなのだが、選手数の都合もあるのでそうも言ってられず、中には甲子園のサイレンに聞こえる鳴きもある。

・ぬく【抜く】
矢をはずすこと。トスッという虚しい音がする。試合の前に抜くのは良いことか悪いことかで論争がある。

・ぬし【主】
道場の敷地内に住み着いている巨大なカエル。夏場、湿度が高くなると活性化してカエル嫌いの女子を驚かせる。どうやら激戦の猛者らしく片足が無い。

・のう-かい【納会】
前期と後期の終わりに行う。道場の大掃除、射会(後期のみ)、コンパをする。大掃除では畳の裏からお金が見つかったり、道場のボロい現実が白日の下にさらされてしまう。


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