ユミダス―か
・かい-ちゅう【皆中】
引いた矢全てを的中させること。立練や試合で出すと拍手がもらえる。最後の1本を抜くと「根性なし」と言われる。⇒リーチ
・かい-けい【会計】
下級役員の一。規約によると会計は弓道部の会計を担当するとあり、まさにそのとおりの業務を行っている。組織において予算を握る部署はやっぱり強く、下級役員の中では一番権威がある役職。⇔庶務、書記
・かえん-ほうしゃ-き【火炎放射器】
弓道部では殺虫スプレーのガスに火を着けて、主に虫を攻撃する。効果があるかは甚だ疑問だが、バチバチ君と並んでビジュアル的に強力な兵器である。
・かく-にん【確認】
射場にいる人が引き終わった後、看的が的に何本刺さっているか確認すること。たまに皆中のところを間違って「3中です」などと言われると射手はドキドキ。
・がく-りく【学陸】
学内陸上競技大会の略で成蹊大学全体で行わる数少ない行事。要するに運動会。毎年5月に行われ、部・サークル・有志団体が参加する。弓道部では主に一年生が競技に参加する。⇒レガッタ
・がく-れん【学連】
学生弓道連盟の略。都学をはじめとする全国各地域の学連と、全日とで構成される。全国大学弓道部流派Mapの学連ブロック図を参照。
・がっつん【がっつん】
的枠に矢が刺さること。的はひっくり返るは刺さった矢は抜けないは行射はストップするわでもう大変。
・か-てる-き-がしねぇ【勝てる気がしねぇ】
05年春合宿で生まれた迷言。男同士のプライドをかけた勝負での負け犬のみが言える。こいつはそんなに食器を運びたいのかってぐらい一人負けするやつに捧げよう。⇔負ける気がしねぇ
・cou・ple【カポー】
いわゆるカップルのこと。吉祥寺は休日ともなると歩行速度の遅いバカップルで道路が埋め尽くされ、急ぎ大学に行こうとする人間の行く手を阻むので一人身でなくともイライラする。早くバカップルになりたいもんだ。
・から-はず【空筈】
矢を射る瞬間弦から矢筈がはずれ、矢は飛ばずに射手の近くに落ちる射損じのこと。まれに起こる。かっこわるい。
・ガリガリ-くん【ガリガリ君】
ソーダ、チェリーなどの味があるアイスキャンデー。弓道場付近の多くのコンビニで販売されている。60円というリーズナブルな価格のため若者に人気であり、特に夏季にかけて需要が高い。ちなみに単位として1ガリガリ(日本円にして約60円、あるいはガリガリ君1本に相当する清涼感)が認定されている。掃除交代の駄賃や、競射の景品に使われたりとその用途は食用にとどまらない。
・かん-てき【看的】
的に矢が刺さった状態を見て、中りはずれを確認すること、もしくはその役目を持つ者。鳴きをやったり的を出したりとなにげに忙しい。看的は2人1組で行うことが多く、看的小屋で愛を育む者がいるとかいないとか。
・かん-ぶ【幹部】
年から選ばれた部の代表たるメンバー。主将・副将・主務・女子責任者・副務(女子主務)で構成されている上級役員。部のまとめ役。軍隊でいうところの将校。
・ぎ-おん【擬音】
斎藤先生がよく使う指導用語。『離れはドーンとね』『胸をガーッと押し開く』などが代表的。初心者は『ドーン』とか『ガーッ』と言われても理解出来ないが、それでも言う通りにすると中ってしまうのが斎藤マジック。
・き-ざ【跪座】
つま先を立て、両踵をつけて正座した姿勢。体配で座った状態はこれ。結構キツイ体勢である。肥満体の人にはキツさがなんと当社比2倍。斎藤先生は30分くらい平気で跪座できるらしい。
・きつえん-じょ【喫煙所】
道場の入り口付近にあるベンチのこと。さまざまな雑談や密談が繰り広げられる。
・きょう-ほん【教本】
いわゆる弓道の教科書。射法八節などが詳しく書かれており、審査の筆記試験に役立つ。しかし『打ち起こしは太陽が静かに昇る境地、無風帯の日に空に煙がゆったりと立ち昇る風情』など難解すぎる表現に、教本を解説する教本が必要との声も。また参巻などを読むと、流派・範士によって射のとらえ方のやたらな違いが目に付く。
・ぎょふ-の-り【漁夫の利】
(2)平成十九年度1年某男子部員がホームでの一橋大学との練習試合のとき、主審をしていた際に、最後のおおとりの「○○の勝ちとさせて頂きます。」のところを何故かパニクって「玉川大学の勝ちとさせて頂きます。」と言ってしまったことから。ちなみにこの部員はこのネタで約3ヶ月イジられた。
(1)通常のことわざの意味。
・キューダー【Kyudor】
日本人以外(主に欧米語圏)に自分が弓道人であることを理解してもらうために出来た造語。当初の目的とは異なり、日本人の方に流行しつつある。
・きろく-かい【記録会】
部内で選抜された女子が参加するもので、4月下旬に行われる。明治神宮で40射引く晴れ舞台。⇒百射会
・きろく-のーと【記録ノート】
付け矢や試合の際、一定の的中を出したときにその記録を載せてくれるノート。男子は20射17中以上もしくは15連中以上、女子は12射9中以上もしくは12連中。意識した途端に抜きまくる魔性の書。
・きんえん-スペース【禁煙スペース】
喫煙所があるなら当然禁煙所も・・・という理由なのかは定かではないが、道場玄関ウラの中途半端な空間に設立されたまったり空間。ここにいると気分はミンダナオ島。普段は体育館側からでないと見えないためその存在を知る者は少ない。
・くち-わり【口割り】
会の状態のときに、矢幹(棒の部分)が上下の唇の合わせ目にくること。一般的に高いと下に飛び、低いと上に飛ぶ。
・グラディウス-や【グラディウス矢】
元弓道部員のT広さんの持ち技。地面を這いながら的に中る矢とのことだが、ただの掃き中りという説も。パワーアップを2個取ると出せるようになる。1個だけだとただの早気になる。
・クリーチャー【クリーチャー】
酒に酔ったとき、いわゆる酩酊状態の動きが著しく人間離れしている某部員につけられた称号。本人だけでなくその行動性にも同様の称号が与えられている。
・ぐりーんだよ!!【グリーンダヨ!!】
平成十八年の夏ごろに流行した言葉。だれかが「イーンダヨ!」という言葉(またはそれに類似した台詞)を誰かが言うと、それに呼応してこの言葉が周囲から返される。どうみても某CMのパクリです。本当にありがとうございました、な流行語だったが現在は沈静化。
・けいしんかん【蹊心館】
我らが成蹊大学体育会弓道部が使っている道場の名前。設備はボロイが、部員の愛はいっぱいである。
・げつれい-かい【月例会】
月に一度おこなわれる(はずの)射会。オフ期間でも行われる(時もある)。男子は20射、女子は12射(最近は女子も20射)引くことになっており、その結果で一位〜三位を決定する。
・ゲルマン【German】
夏になると道場に大発生する謎の羽虫軍団。どこからともなく大移動してくるので、西暦375年の故事にちなみこの名が付いた。毎年のように殺虫スプレーや火炎放射器、バチバチ君などで応戦するのだが、その軍勢は一向に衰えない。
・こたつ【炬燵】
冬場の弓道場に必要不可欠な備品。練習中にうっかり入ってしまうと抜け出せないブラックホール。実は四次元空間で、こたつの中と外では時間の流れが違う。
・こまんど-ひょう【コマンド表】
とある女子部員が昔つけていた分付け。中りを「○」、抜いた方向を矢印で書いたもので、その見た目が必殺技のコマンド入力に似ていたことからこの名が付いた。ちなみに調子のいいときは「連打」で、調子の悪いときは「レバガチャ」となる。
・ごむ-きゅう【ゴム弓】
初心者は始めにこれを使って練習する。重りのようなものがついた棒に太いゴムが付いていて、そのゴムを引く。ようするに巨大なパチンコのようなもの。おかげで当たると結構痛い。
・こんじょう-なし【根性なし】
皆中リーチ、15連中リーチ、勝負矢、大留め矢など、メモリアルな記録を出す矢を抜いた者に与えられる称号。別名「ビビリ」、「チキン」、転じて「ケンタッキー」など。一度出すと引きずる性質もあり、1試合まるまる留め矢抜きなども起こる。
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